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政府は5日、福島市渡利地区で生産されたコメから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたことを受け、同地区を含む旧福島市全域について、2011年産米を出荷停止とするよう福島県に指示した。東京電力福島第1原発事故の後、コメが出荷停止となるのは、福島市大波地区などに次いで4地域目。 今回の対象は、1950年2月1日時点で福島市だった地域で、稲作農家は406戸、水田面積は165ヘクタール。福島県が2日発表した調査結果によると、このうち3戸の農家から規制値を超えるセシウムが検出された。全て自宅に保管されていたため、市場に流通していないという。 渡利地区は、最初にコメからセシウムが検出された大波地区と隣接している。収穫前後に計7地点でセシウム調査を行ったが、最大でも46ベクレルにとどまったため、出荷が認められていた。 旧福島市産米を出荷停止=規制値超のセシウム検出で―政府
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2011-12-06(Tue) 00:00 ニュース
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