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民主党の鳩山由紀夫元首相と平智之衆院議員が英科学誌ネイチャー(12月15日号)に、東京電力福島第1原発に関し、「事故の情報を収集し、事実を公にするため国有化すべきだ」と主張する提言を発表することが14日分かった。
鳩山氏らは東電が事故時の手順書をほぼ黒塗りで提出したことを挙げ、「知的財産保護や核物質防護を理由に、資料全部が開示されたのは(震災から)6カ月が経過していた」と情報開示に消極的な姿勢を批判。事故検証や実態解明の観点から国有化を求める。
事故について楽観的な考察が広がる危険性も指摘し、(1)放射性物質キセノンの検出を受けた再臨界の有無(2)核物質の飛散状況から核爆発をしていた可能性(3)溶解した核燃料により溶け落ちた圧力容器の底の状況-などが未解明であることを問題視する。
原発事故の収束には最悪のケースのシナリオを想定すべきとした上で、「国有化によって政府は事故調査や災害補償を義務づけられることになる」と強調。幅広い分野の科学者による協議会設立も訴える。福島第1原発国有化を主張 鳩山氏がネイチャー誌に提言 事故調査の観点から国も情報公開しないじゃんww
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2012-01-14(Sat) 00:00 ニュース
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