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横浜市教育委員会は8日、市立小学校344校の給食の献立に含まれていた、冷凍ミカンの提供を当面自粛する方針を決めた。市教委健康教育課は「他都市の状況も踏まえ、保護者の不安を取り除くことを第一に考えた」と話している。
同課によると、給食の献立では5、6、7月に各1回、県内産冷凍ミカンを提供する予定だった。しかし、川崎市や横須賀市で県内産冷凍ミカンから国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回るものの、放射性セシウムが検出されたことなどを受け、対応を検討。保護者から自粛を求める声が多く市教委に寄せられ、決断した。
横浜市教委が給食への使用を自粛する食材は牛肉、シイタケ、国内産タケノコに次いで4品目。市教委は冷凍ミカンに代わる献立を検討中。仕入れ済みの冷凍ミカン約60万個については「他に転用できないか、業者と協議する」としている。小学校給食で冷凍ミカン自粛へ、保護者の要望受け決断/横浜市教委
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2012-05-18(Fri) 21:00 ニュース
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