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原発事故や放射線が健康に及ぼす影響などについて考える講演会が26日、松江市白潟本町のスティックビルであった。市民約30人が福井市の光陽生協病院の平野治和・院長(60)=写真右=の話に熱心に聞き入った。 新日本婦人の会松江支部の主催。平野さんは、福島第1原発事故後、被災地で放射線量を測定。医者として働きながら原発の危険性を訴える講演会を全国で行っている。 平野さんは、セシウムやプルトニウムなどの放射性物質の半減期の違いや、放射線が人間の遺伝子を傷つけ、がんが起きることなどを説明。また、子どもは大人の4~10倍放射線の影響を受けやすいことも紹介した。 講演会後、平野さんは「原発がある島根の人には、原発事故が起きたときのことに関心を持ってもらいたい」と話した。【目野創】
5月27日朝刊講演会:福井の病院長「原発事故に関心持って」--松江 /島根
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2012-06-17(Sun) 21:00 ニュース
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