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    -2ちゃんねる
    [20120721]


    ■ 2. 世界の俯瞰図

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

    日本で発行されている大手新聞社の記事の9割は、日本国内の記事で構成され
    ています。しかし、このグローバル化した世界では、政治や経済、テクノロジー
    や食べ物までもが、一国だけで完結することはありません。
    このコーナーでは、世界を俯瞰的に見ながら、日本の立ち位置を考えていきた
    いと思います。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


    今週は、久しぶりに日本の原発事故を通じて、日本の現状を取り上げたいと思
    います。というのも国会事故調査報告書がリリースされ、それが、BBCやEl Pais、
    ガーディアンをはじめ、世界でニュースになっているからです。

    この報告書による、いくつかの海外ニュース記事を要約すると、

    ・福島原子力発電所事故は終わっていない
    ・事故は準備を怠ってきたために起きた人災であり、適切に対応していれば防
    げた
    ・原発事故は、「日本文化に根付いた慣習」によってもたらされた「メイドイ
    ンジャパン」
    ・規制する側と規制される側が逆転し、規制当局(保安院)が電気事業者の
    『虜(とりこ)』の構造になっていた
    ・事故が起きたのは、日本の(あるいは日本人の)「反射的な従順性、権威に
    問いかけをしたがらない気質、「『計画を守ることに固執する』ことへの没頭」、
    「集団主義」、「偏狭性」のため
    ・よって事故の根本原因については、「個々人の資質、能力の問題」ではなく
    「組織的、制度的問題」
    ・結論的に閉ざされた日本の官僚社会と産業界の癒着、そして権威に対し従順
    な国民性の問題
    ・政府や個人の責任の追及は皆無

    とあります。
    これだけでもかなりの問題だと思いますが、事故の根本原因について、『これ
    まで何回も対策を打つ機会があったにもかかわらず、歴代の規制当局及び東京
    電力がそれぞれ先送り、不作為、あるいは自己の組織に都合の良い判断を行う
    ことによって、安全対策がとられないまま3.11 を迎えたことで発生したもの』、
    すなわち日本の組織を優先する考え方、そして世界標準とはかけ離れたやり方
    よるもの、としています。

    この問題は、多面的にいくつか別の問題を内包しています。まず、原発事故の
    問題を日本の文化論で片付けてはいけない、ということです。かねてから、こ
    のメールマガジンや自著でも書いていますように、日本の問題は「日本式シス
    テム」にあります。

    匿名的で不透明なシステムは、なにも原発事故に限った話しではありません。
    年金や財政も、いつなにが噴出するか、まったくわからない上に、それを追求
    するマスメディアまでもが、この「日本式システム」に内包されていることが、
    日本の悲劇だからです。ですので、いまも今後も自浄作用は働きません。

    報告書にも、結論および提言の中には誰かを告発したり懲罰を加えることは盛
    り込まれていません。それを、この国会事故調査報告書であえて書いて国際的
    に発表されても、物笑いになるだけです。すなわち、責任の所在はいまだに不
    明(にしたい)と国際的に露呈しているのです。

    続いて、今回の国会事故調査報告書は、実は日本語版と英語版の一部が違って
    いて、英語版には権威に盲目的に従う国民性について書かれていますが、日本
    語版には書かれていません。

    このような国内向け情報と海外向け情報を別にすることそのものが、日本式シ
    ステムであり、これが原発事故を引き起こした根本的問題なのに、報告書でも
    この始末なのです。

    既得権益を持つ官僚と経団連に代表される企業群が、変化を拒み、問題を意図
    的な先送り、不作為、または自己の組織に都合のよい判断を行うことによって、
    日本は疲弊しています。これこそが、いまも続く「人災」なのです。

    世界に配布された英語版には、事故の根本原因が日本人に染みついた慣習や文
    化にあるとし、権威を疑問視しない、反射的な従順性、集団主義、島国的閉鎖
    性などを挙げ、それが「メード・イン・ジャパン」と日本人自らが喧伝してい
    ると、海外で記事になっています。

    この「護送船団」とも「囚人のジレンマ」とも言うべき、日本の悲劇は、世界
    的には喜劇に映っているのです。そして、日本の問題はまた別の形で、ある日
    突如噴出するでしょう。


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    2012-07-21(Sat) 18:00 ニュース | 編集 |
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