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--国会事故調査委員会は報告書で東京電力福島第1原発事故を「人災」とした。最も責任が重いのは誰か
細野豪志原発事故担当相「一番深刻な津波の対策を事前にしていなかった面では当たっている。誰がどうかというより東電、政府も責任を免れることはできない。重要な指摘だ」
自民党の山本一太参院議員「東日本大震災前の東電と政府の体制に問題があったのは事実。自民党政権も責任があるが、菅直人前首相の危機管理対応能力の欠如が人災の一つだ」
--原子力規制委員会はこれまでの規制当局とどう違うのか
細野氏「規制委員会は安全と規制を最優先にする。これまでは原発を動かすことが前提だったが、発想を逆転させる。事故を教訓に方針を大転換した」
--規制委トップはどういう人物がふさわしいか
細野氏「一つは見識。これまでの蓄積が必要で原発事故をどうみるかに対しても相当高いレベルの見識が求められる。もう一つは人格。危機管理をやらなければならないので落ちついてしっかりと判断できるかどうかが重要だ。今の規制組織は信頼を失っているのでできるだけ早く新組織を誕生させたい」
--野田佳彦首相が後継に細野氏を指名する可能性はあるのか
細野氏「自分自身のことはわかっているつもりだ。小沢一郎氏らの離党は『民主党は何なのか』を突きつけている。われわれはしっかり政策で応えていかなければならない」
山本氏「(社会保障・税一体改革関連法案の)参院審議は終わっていない。成立すると仮定しない方がいい。きちんと民主党内をまとめてもらわないとちゃぶ台返しになる可能性もある」自民・山本一太氏「菅前首相の危機管理対応能力欠如が人災の一つ」
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2012-07-23(Mon) 18:00 ニュース
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